中学生のための社会科講座

比例代表制の計算

比例代表制の計算方法です。

比例代表制 ドント式 ( ドント方式 )の 計算方法

比例代表制 ドント式 ( ドント方式 )は、日本の 衆議院選挙 と 参議院選挙 の 比例代表制 でおこなわれる計算方法です。

ドント式 とは、 各政党が得た得票数を1から順に整数で割ってゆく計算方式です。
そして、 その計算結果で得られた数の多い順に議席を一つずつ割り当ててゆくことになります。
もう少しわかりやすくするために、 一例をあげながら、 解説をしてゆきます。

例えば、
ある比例代表選挙で、 各政党が全部で10の議席数を争う場合、 各政党にどのように議席を配分してゆくかやってみましょう。

全議席数が10議席で議席数を争う選挙において、 各政党が次のように票を獲得したとします。

A党・・・3300票
B党・・・2100票
C党・・・1080票
D党・・・960票
E党・・・600票

先ず、 各政党が獲得したそれぞれの得票数をまず1で割ります。
そして、 次は得票数を2で割ります。
さらに、 次は3で割ります。
順次、 これをくり返して計算結果をだしてゆきます。 (通常、定期テスなどでは5か6まで割れば答えが得られます)
すると、 次の表のような結果になります。

比例代表制 ドント式 図1

こうして、 計算して得られた数の大きいものから順に 議席が1議席づつ割り当てられます。

この場合、 A党の3300が一番大きい数なので、 まず、 A党に一議席、 次は、 B党の2100が次に大きい数なので、 B党に一議席、 次は、 A党の1650が次に大きい数なので、 A党に再び一議席、 というように 議席を割り当ててゆきます。

したがって、 順次議席の獲得を配分してゆくと、 下の表のオレンジで示した数が 議席を一つずつ得られることになります。

比例代表制 ドント式 図2

結果、当選者数は次のようになります。

A党は5議席
B党は3議席
C党は1議席
D党は1議席
E党は0議席

ということになります。

尚、 当選者の決定の仕方は、 衆議院と参議院ではそれぞれ決め方が違います。

衆議院の当選者の決定の仕方
衆議院は政党が提出したあらかじめ順位付けをした立候補者名簿の順番で当選者が決まります。ただし、衆議院は小選挙区と並立して立候補できますので、小選挙区と比例代表の両方で当選した場合は、小選挙区の方が優先されます。したがって、名簿の順番が繰り上がる形で当選者が決定します。
参議院の当選者の決定の仕方
参議院の場合は、立候補の際に名簿が公表され、投票時には、投票用紙に政党の名前を書くか、その名簿にのっている個人の名を書くか、どちらかで投票します。(個人名を書いた場合は、その個人が属している政党の票になります)そして、議席を配分した後、政党が提出した名簿の中で、個人名での獲得票の多い順に当選者が決定します。

中間テストや期末テストでは、比例代表制の当選者数を計算させられる事がよくあるので、計算するときは必ず表を書いて間違わないように計算しましょう。

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